富田鯨船中島組神徳丸保存会(富田地区)
富田鯨船「流し唄」、「役唄」、「富田流・道中伊勢音頭」
鳥出神社の鯨船行事は江戸時代後期より富田地区に伝わる国指定重要無形民俗文化財です。神徳丸、神社丸、感應丸、権現丸の4隻の山車があり、全国各地にある33の「山・鉾・屋台行事」の一つとして昨年12月1日にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
富田鯨船は山車を左右に激しく揺らす勇壮な練りが特徴ですが、今回は本番の激しい演技中にはゆっくりと聞くことのできない「役唄」を皆様に味わっていただこうと思います。
船と鯨の駆引きを太鼓と羽剌しの踊りや船の動きで表現し、攻防の末に鯨を仕留め、神様へ奉納し感謝と豊漁を祈るという「役唄」は、その前後に唄われる「流し唄」、引揚げ・宮参りに唄われる「道中伊勢音頭」と相まって、めでたさの中にも哀愁が感じられます。是非お聞きください。
歴史・伝統文化
富田地区 富田鯨船 第6回郷土が誇ろ芸能大会
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